Quiltmarble(キルトマーブル)

小堤範子のパッチワークキルト作品をご紹介しています。

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キルトについて

パッチワークの始まり~今日まで

パッチワークの歴史は古くから古代エジプトにまでさかのぼるとも言われます。

また、今から400年前ほどさかのぼる頃、イギリスのエリザベス・トンプソンさんが、自分の結婚式の記念として作ったとされるキルトが、あのメインフラワー号と共にアメリカ、マサチューセッツに持ち込まれました。

現在はメリーランド州の某協会が所持していると言われています。布が貴重だった次代、植民者たちの・寝具・すきま風をふせいでくれたことでしょう!!

越冬キルトは生きるための一枚だったのでは・・・

産業革命後、次々と女性が社会流出したため、キルトは数十年間衰退していました。その後、キルトは1929年からはじまる経済恐慌の時代に開拓時代の倹約精神を思い出し、再び作られるようになりました。

キルト布も思う様に買えなくなった主婦達は飼料袋に注目、これを活用するとともにキルトコンテストも流行して新しいパターンがたくさん生まれました。

質素倹約の精神の基に作られたキルトはアメリカの地にしっかり根を下ろして行ったのはないでしょうか。

わが国では、最近、主婦の趣味の一つとして、様々なサークルや教室が全国に活動しており、また作品表現の一つとして、いろいろな手法が取り入れられ、美的表現・斬新なデザインの現代キルトが作りだされています。

手仕事は現代人の心を慰める手段の一つとなっているのではないでしょうか。